2022.8.11日本体育大学陸上競技会
こんにちは、オクノです。本日は日本体育大学の広報課にご許可をいただき、日本体育大学陸上競技会にお邪魔してきました。
本日は来月京都で開催される日本学生陸上競技対校選手権(以下、全カレ)の参加標準記録の期間終了日のため、大学生の選手はそのタイムを切ることを目標に出場された選手も多かったのでないでしょうか?
明治大学体育会競走部からは4名の選手が出場しましたのでその様子をお伝えしたいと思います。
男子100m
16組 竹尾拓真選手 10.91(+0.4)1着
明星学園高校出身の1年生。入学直後に100mの記録会で10.51をマークし、関東学生陸上競技対校選手権大会(以下、関カレ)のA標準を突破するも本番直前で故障してしまい、残念ながら欠場となってしまいました。
本日は故障の復帰戦ということもあり、前目の組での出場となりましたが、組1着となりました。これから徐々に調子を上げていってもらえればと思います。
22組 松下かなう選手 10.63(+2.5)3着
関カレでは4×100mリレーのアンカーとして出場。チームの入賞に貢献した選手です。
今回は残念ながら全カレでの個人出場は叶いませんでしたが、残り1ヶ月、熾烈を極めているリレーメンバーを勝ち取ってほしいです。
24組 上新魁選手 10.51(+0.7)2着 PB
昨年の東京高校総体で100mと200mの2冠、今年3月の日本室内陸上U20男子60mで優勝という実績を誇る選手。初めて現地でレースを拝見しましたが、レース前から異彩なオーラを放っていました。
先日、「全カレの参加標準記録は厳しい」といった内容のツイートをされていましたが何のその、B標準まで0.01秒に迫るタイムで走破しました。
レース後にはこの表情。何より楽しそうな姿が印象的でした。
男子110mH
3組 飯島大陽選手 14.55(+3.0)4着
唯一のトッパーを専門とする選手。関カレでは最初のハードルに激突するアクシデントで失格となりましたが、先月の法政大学対校戦では高校以来のベスト(14.52)をマークした、波に乗っている選手です。
今日は大外のレーン、かつ、横風に近い強風(筆者の感覚です)のため、力を出し切ることは出来ませんでしたが、来年こそは全国の舞台に立ってほしいです。
男子200m
7組 上新魁選手 21.49(+2.9)3着
100mの激走から約2時間。欠場の選択肢もあったと思いますが、こちらでも元気に走り抜けてくれました。非常にタフです。
今回の投稿は以上となります。
通常であれば、2次レースが実施されますが、今回は通常の土日開催ではないため、まさに1発勝負となりました。その中で、追い風参考となってしまった選手にとってはもどかしい部分もあったのかな?と思います。今回の悔しさをバネに、さらに記録を伸ばしてくれることを願っております。
今日出場した選手は9月下旬に相模原ギオンスタジアムで行われる「関東学生新人陸上競技選手権大会」に出場するかもしれません。もしご興味があれば、また、有観客となれば是非会場に足を運んでみて下さい。
それではこれで失礼いたします。